F.ハーズ・バーグのモチベーションに関する理論である。
ハーズ・バーグは、従業員を動機づける刺激を「動機づけ要因」と「衛生要因」に分けている
(「能率と人間性」1978年)。
動機づけ要因とは、「その刺激を受けることによって、従業員が仕事に対してやる気をもち、
自己の成長を可能にする要因をいい、@仕事そのものA達成B承認C責任D昇進・成長等がある。
一方、衛生要因とは、それがあれば不満の解消にはなりうるが、
やる気をもって満足するところまではいかないような要因で、
@企業の経営方針や政策A管理・監督の仕方B対人関係C給与D作業や労働条件等がある。
つまり、従業員をやる気にさせるには、単に、経済的、物理的な条件を改善するだけでなく、
仕事そのものに満足が得られ、その仕事を遂行する中で、自己の能力が高められ、
成長していく実感が持てるようなチャンスを創りだすことである、という主張である。