目的を達成するために、可能と考えられるいくつかの代替案の中から最も優れたものを選択する行為をいう。
サイモン(※注1)は、定型的意思決定と非定型的意思決定に分類している。
定型的意思決定とは、日常的に反復して発生する課題の解決の方法が過去の経験から
ルーチン化されているものであり、
非定型的意思決定とは、新製品開発や新市場開拓のように過去の経験を持たない新規の問題を解決するためのものである、としている。
また、アンゾフ(※注2)は、
@戦略的意思決定(経営目標や事業分野を決定する)
A管理的意思決定(資本や人員などの資源配分を決定する)
B業務的意思決定(現状の業務を最適化していくことを決定する)
に分けている。経営者や経営幹部の最大の仕事がこの意思決定であるといっても過言ではない。
※注1 サイモン
アメリカの経営学者で、「意思決定」を明確にした人物である。
1957年(昭和32年)「経営行動」という書籍を発表。
1978年(昭和53年)管理科学の分野から初のノーベル経済学賞を受賞した。
※注2 アンゾフ
経営戦略において、「成長ベクトル」の概念を打ち出した経営学者で、
「企業戦略論(Corporate Strategy)」が有名である。